概要
薬剤科では、安全と信頼に基づいた地域医療に貢献するため、患者様中心の薬物療法に寄与することを理念に業務を行っています。
院内で取り扱われる医薬品の購入・管理・調剤・情報の収集・伝達など、薬品に関するすべての事項について、院内薬剤師が関わって業務を行っています。
また、チーム医療にも積極的に参加しています。
特色
安全で質の高い薬物療法を
最適な薬物の選択と用法・用量に留意した調剤・鑑査はもちろん、安心安全かつ質の高い薬物療法を実践するために、すべての病棟で薬剤師がベッドサイドに赴き薬剤管理指導をおこなっています。また、入退院支援・TDM・化学療法・緩和・NST・感染・褥瘡などのチーム回診に参加し、積極的に薬物療法に関わっています。
当院では後発医薬品の使用検討を推進し、品質や流通が確認された後発医薬品の採用を積極的に行っています。後発医薬品の使用率は85%以上となっています。
業務内容
薬剤師は、調剤室・無菌製剤室だけでなく、各病棟階のサテライトファーマシーにも常駐し、入院患者様に近い場所で適切な薬物療法を実施するための業務を行います。また、外来でもがん化学療法や術前面談(休薬が必要なお薬の確認など)等の薬剤管理を行っています。
業務の一例:外来化学療法について紹介
外来がん化学療法をうける患者様は、来院後採血から診察前の待ち時間を利用して薬剤師による診察前面談を行っています。面談において薬剤師は副作用の発現状況や内服薬の服用状況などを確認し、その内容を診察前に医師に情報提供し薬物治療の判断をしています。
服薬指導
調剤室
無菌製剤室
外来化学療法室
認定薬剤師
薬剤科には、さまざまな認定薬剤師が在籍し、質の高い業務ができるよう日々奮闘しています。それぞれ薬剤師が成長していけるよう、学会活動や研修参加・研修生の受け入れなども積極的に行っています。
認定薬剤師の取得状況 | がん薬物療法認定薬剤師・感染制御認定薬剤師・抗菌化学療法認定薬剤師・緩和薬物療法認定薬剤師・日本糖尿病療養士・スポーツファーマシスト・認定実務実習指導薬剤師・病院薬学認定薬剤師 等 |
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