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〒275-0026 千葉県習志野市谷津 1-9-17
047-476-5111(代表)
〒275-0026 千葉県習志野市谷津 1-9-17 047-476-5111

外科

診療科責任者挨拶

「外科」では、手術が必要な消化器疾患・乳腺疾患・ヘルニアの診療をおこなっています。当院は、日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器内視鏡学会、日本大腸肛門病学会の認定を取得しています。消化器内科医と密な連携をとり、受診から手術まで迅速な対応が可能です。
当科の治療における基本方針は、学閥や自己流・「わが国独自」流の治療を徹底的に排し、科学的な証拠(エビデンス)に基づいた治療を提供することにあります。本邦のみならず、米国・欧州の最新のガイドラインに準じた診療を行っています。
一般的な「外科」の外来に加えて、「食道胃外科・ヘルニア外来」「大腸肛門外科外来」「肝胆膵外科外来」「胆石外来」「乳腺外来」を開いており、十分な時間をとった専門的診療が受けられます。詳しくは、各外来のページをご覧ください。
手術は、「からだにやさしい」低侵襲手術(腹腔鏡手術・鏡視下手術)を積極的に取り入れ、早期食道癌、早期胃癌、大腸癌(結腸癌・直腸癌)、胆石症、急性虫垂炎のほとんどで、傷の小さい低侵襲手術を行っています。
腹腔鏡手術に関しては、日本内視鏡外科学会による技術認定制度があり、当科には2名の技術認定医が勤務しています。2021年1月現在、ヘルニアの手術で内視鏡外科学会の技術認定を受けた医師は千葉県全体で5名ですが、そのうちの1名が当科の三田医師です。また、習志野市で大腸手術の技術認定を受けているのは、河村1名のみです。学会の厳しい判定を受けた、高い技術が担保された外科医による手術を提供いたします。
手術後は早期離床・リハビリテーションにより早期退院を目指しています。
悪性疾患(癌)の術後に化学療法(抗癌剤)が必要な場合にも、外科医が継続して対応します。
手術が必要な血管の病気に関しては、波多野透析センター長が担当です。

 
以下のような症状を中心に診療・治療を行います

食道癌・胃癌・胃潰瘍穿孔・十二指腸潰瘍穿孔・逆流性食道炎・大腸癌(結腸癌・直腸癌)・大腸ポリープ(内視鏡で切除できない場合)・クローン病(狭窄・穿孔)・潰瘍性大腸炎(薬物治療が不十分な場合)・大腸憩室(憩室炎、憩室出血)・急性虫垂炎・肝臓癌・膵癌・胆道癌・胆嚢ポリープ・胆石症・総胆管結石症・痔(いぼ痔=内痔核、痔瘻、肛門周囲膿瘍)・鼠径ヘルニア・大腿ヘルニア・臍ヘルニア・腹壁瘢痕ヘルニア・乳癌

主な対象疾患

上部消化管

下部消化管

大腸癌の手術治療について

大腸癌は食事の欧米化と共に我が国で増加の一途を辿っており、2019年の部位別がん死亡率が肺癌に続き第2位となっている疾患です(女性に限れば第1位です)。
癌は大腸壁の最も内側にある粘膜から発生しますが、その多くが腺腫という良性ポリープが増大する過程の中で発生すると考えられています。癌は時間経過と共に成長していき、あるところで粘膜を越えて深部に浸潤していくことになりますが、粘膜を一定以上越えると大腸以外の臓器(リンパ腺や肝臓・肺など)に転移する力を持つようになります。
転移する力を持つ前、つまり癌が粘膜内もしくは粘膜を少し越える程度の範囲に留まっている段階では、大腸の病変部だけを切除することで癌が完全に取り切れることになるため、多くはお腹を切らない内視鏡切除により治療が完結します。
一方、粘膜を一定以上越えたところまで浸潤した大腸癌では、画像検査で明らかな転移がない場合でも、癌を完全に取り切ったとするためには転移先として最も可能性が高い大腸近傍のリンパ腺を一定範囲切除することが望ましく、お腹を切る手術が必要となります。
大腸癌に対する手術は、以前はお腹を大きく切る方法(開腹手術)で行うのが一般的でしたが、近年は小さな創を通じてカメラ・鉗子を用いて行う方法(腹腔鏡手術)が主流となっています。腹腔鏡手術は開腹手術と比べて術後の痛みが小さく体の回復が早いとされているため、特別な状況でない限り当科では患者の負担が少ない腹腔鏡手術を第一選択として取り組んでいます。

人工肛門について

大腸のうち肛門から約15㎝の終末領域は直腸と呼ばれていますが(それ以外は結腸と呼びます)、直腸の中でも特に肛門に近いところにできた癌に対して手術を行う場合、人工肛門の造設が必要になります。
癌が肛門に浸潤している場合は、癌を取りきるためには肛門も切除しなければならないため、人工肛門は永久的なものとなります。
一方で癌が肛門に浸潤していない場合、肛門の温存が可能となりますが、腸をつなぐ所(吻合部)が肛門からとても近くなります。吻合部が肛門に近ければ近いほど縫合不全(吻合した腸がうまくつながらないこと)が起こる可能性が高くなるため、吻合部を一定期間保護するために通常は小腸の終わりのところに一時的人工肛門を造設します。通常、一時的人工肛門は数カ月後に手術で閉鎖しますが、人工肛門閉鎖後は再び肛門から便が排出される状態に戻ります。

抗癌剤治療(化学療法)について

癌が既に手術だけでは取り切れない状態となっていた場合、通常は抗癌剤による治療(化学療法)が選択されます。また、肉眼的には手術で癌を取り切れたと考えられる場合でも、顕微鏡検査の結果により再発リスクが高いと判断されれば再発防止目的の追加治療として一定期間の抗癌剤治療をお勧めすることがあります。
標準治療となっている化学療法の多くは当科で施行可能です。

放射線治療について

直腸の中でも特に肛門に近いところ(下部直腸)にできた癌は、手術で肉眼的に完全に切除できたと判断される場合でも、細胞レベルで癌が遺残し局所再発を起こす可能性が高いとされています。術後局所再発の発生を低下させる目的で、手術前に放射線治療(多くの場合、抗癌剤治療も併用します)をお勧めする場合があります。
放射線治療は当院と密に連携をとっている東京ベイ先端医療・幕張クリニックで受けて頂くことができます。

大腸ポリープは、大腸粘膜の一部が隆起してできたもので、腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに分けられます。腫瘍性ポリープである腺腫は、悪性化してがんになる可能性や、がんの成分を含んでいる可能性があるため、5mm以下の小さいものを除いて、切除の適応となります。大きなポリープなど、内視鏡的切除適応外の病変に対しては、外科的切除を行います。
外科的切除を要する大腸ポリープに対しては、多くの場合、他の大腸手術と同様、腹腔鏡補助下手術を行います。腹腔鏡補助下手術は、開腹手術と比較し低侵襲であり、早期回復・早期退院が可能となります。

潰瘍性大腸炎は、炎症性腸疾患の一つで、大腸に炎症がおきる病気です。治療の基本は薬物療法ですが、薬物療法を行っても炎症が収まらない場合に手術を行う必要があります。大腸を切除して、小腸でJ型の便がたまる「パウチ」を作成する手術を複数回に分けて行います。
また、長期経過するうちに、一般の方よりも癌が発生しやすいことがわかっています。その場合も手術が必要になります。

クローン病は、炎症性腸疾患の一つで、胃、十二指腸、小腸、大腸に炎症がおきる病気です。治療の基本は薬物療法ですが、合併症(腸管の狭窄、穿孔、穿通)が認められた場合には外科的治療が必要となります。痔瘻が合併することもあり、その場合には通常の痔瘻と異なり、処置に注意が必要です。

大腸憩室について

大腸憩室とは大腸の壁が“洞穴”のように外側に突出した状態であり、大腸に流入する血管が壁内の筋肉を貫通することによる壁の脆弱性が原因で発生すると考えられています。
我が国での大腸憩室保有率は欧米よりは少ないものの増加傾向にあり、2~3割の人に大腸憩室があると報告されています。憩室は50歳未満では右側大腸(盲腸・上行結腸・横行結腸)に多いものの、加齢により左側結腸(下行結腸・S状結腸)の割合が増えてくるとされています。

大腸憩室炎について

大腸憩室炎の発症率は10万人あたり90人程度との報告があり、発症リスクとして喫煙や肥満が挙げられます。また、右側の大腸(盲腸・上行結腸・横行結腸)よりも左側大腸(下行結腸・S状結腸)に起こる方が重篤化することが多いとされています。
大腸憩室炎の多くは禁食輸液管理・抗菌治療により速やかに軽快しますが、憩室に穴が開いて腸管の内外が交通する状態(穿通・穿孔)や周囲に膿が貯留する状態(膿瘍形成)となった場合には通常、経皮的穿刺ドレナージ処置(局所麻酔下にお腹に針を刺して腹腔内に貯留した汚染物を体外に排出させる処置です)や手術治療が必要になります。
また、ドレナージ処置・手術を要することなく保存的治療で軽快した場合でもその後に憩室炎が再発することがあります(再発率は報告により様々ですが1割強~5割弱とされています)。大腸憩室炎を繰り返し発症する場合には手術治療をお勧めする可能性があります。

大腸憩室出血について

大腸憩室出血は高齢者に多く見られ、性別では男性に多い傾向があります。それまで無症状であった大腸憩室保有者を10年観察していると約1割の人に憩室出血が発生するとされ、わが国での患者数は増加傾向にあります。
大腸憩室出血の多くは自然止血しますが、中には出血が止まらない場合もあるため早期に大腸内視鏡検査を受けることが勧められます。内視鏡検査で出血が確認されれば、出血部位にクリップをかけたり薬剤を注入する等の内視鏡的止血処置を行いますが、内視鏡下での止血が困難な場合は緊急手術(出血原因となっている憩室が存在する領域の大腸を切除)を検討しなければなりません。
自然止血や内視鏡的止血が得られた場合でも2年以内に3~4割の人に再出血が起こるとされており、短期間に出血を繰り返す場合には再発防止目的の手術治療を前向きに検討する必要があります。

虫垂炎とは、虫垂が何らかの機転で閉塞し、感染を起こしている状態です。
典型的には、心窩部不快感(胃痛と感じる人も多いです)から始まり、右下腹部痛となることが多いです。食欲不振や微熱、悪心・嘔吐を伴うこともあります。
憩室炎や腸間膜リンパ節炎など、虫垂炎と似た症状をきたす疾患と鑑別する目的で画像検査(CTや超音波検査)を行い、診断します。
虫垂炎の治療には、虫垂を切除する外科的治療と抗生剤による保存的治療があります。軽症例では保存的治療が選択されることもありますが、虫垂炎と診断されたら、基本的には虫垂切除術の適応となります。当院では、腹腔鏡下虫垂切除術を第一選択としています。炎症が軽度の場合には、臍部1か所の切開創のみで行う単孔式手術も施行しています。
また、虫垂周囲に膿瘍形成や高度の炎症を伴う場合には、抗生剤投与や経皮的ドレナージで炎症を抑えた後に、間隔をおいて待機的虫垂切除術を行うこともあります。

肝胆膵

肛門

いぼ痔(内痔核)

いきんだ時に、肛門から「飛び出てくる」のが内痔核、俗称「いぼ痔」です。排便の際に、痛みを伴わず、鮮やかな出血が認められる場合もあります。薬物療法(つける薬)、注射によりいぼ痔を固める治療、いぼ痔自体を切除する治療があり、個々の状況に応じて治療法を選択します。

痔瘻・肛門周囲膿瘍

肛門周囲膿瘍では、肛門のそばに、痛みを伴うしこりができます。麻酔をかけて、切開・排膿を行う必要があります。状態に応じて、外来処置または入院での手術となります。肛門周囲膿瘍に対する処置後に、切開部から排膿が継続する場合を痔瘻といい、手術が必要です。

ヘルニア

乳腺

手術実績

  外科 実績  

医師紹介

外科の外来担当医表・休診代診を見る
副院長・外科部長河村 裕

外科

専門医及び所属学会 医学博士
日本外科学会専門医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本大腸肛門病学会専門医・指導医
日本内視鏡外科学会評議員・技術認定医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医

東京大学医科学研究所附属病院外科非常勤講師(2010年-2019年)
帝京大学医学部医学教育センター臨床教授(2020年- )
専門領域 大腸肛門外科
著書 腹腔鏡下S状結腸切除術
腹腔鏡下S状結腸切除術
業績集
部長佐々木 純一

外科

専門医及び所属学会 日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
消化器がん外科治療認定医
専門領域 大腸・一般外科
医長豊田 真之

外科

専門医及び所属学会 日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化管学会胃腸科暫定専門医・指導医
日本消化器病学会消化器病専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医・指導医
日本膵臓学会認定指導医
日本胆道学会認定指導医
日本病院総合診療医学会認定病院総合診療医
日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本消化器外科学会認定医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
帝京大学医学部付属病院 外科 非常勤講師
専門領域 膵臓、胆道、肝臓:診断・加療(外科手術領域、ERCP関連領域)
医長豊田 剛

外科

専門医及び所属学会 日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本乳癌学会乳腺認定医
検診マンモグラフィ読影認定医
日本臨床外科学会
専門領域 乳癌・乳腺疾患、消化器外科、一般外科
波多野 稔

外科

専門医及び所属学会 日本外科学会専門医
日本脈管学会専門医
Infection Control Doctor(ICD)
下肢静脈瘤レーザー治療実施医
専門領域 末梢血管領域・静脈リンパ管疾
河野 通貴

外科

専門医及び所属学会 日本外科学会専門医
日本脈管学会専門医
専門領域 血管外科・一般外科
嶋口 万友

外科

専門医及び所属学会 日本外科学会専門医
専門領域 消化器外科・一般外科
三田 一仁

外科

専門医及び所属学会 日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
専門領域 上部消化管手術、鼠径部および腹壁ヘルニア手術
高橋 邦彦

外科


竹山 諒

外科後期研修医

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