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〒275-0026 千葉県習志野市谷津 1-9-17
047-476-5111(代表)
〒275-0026 千葉県習志野市谷津 1-9-17 047-476-5111

内視鏡検査内容

胃・十二指腸内視鏡検査

経鼻検査、経口検査どちらも実施しています。 経鼻の検査は、咽頭反射が少なく、人間ドックの方では半数以上の方が経鼻からの検査を希望されます。ただし、抗凝固薬を2剤以上服用の方、ワーファリンを服用中の方は経鼻の検査はできません。鼻出血が起こりやすくなること、止血が困難なことが理由です。
経口検査は、主に有症状の方、2次検査(精密検査)の方が選択されます。経鼻では処置(止血)ができないこと、経口スコープは観察視野が大きいことが理由です。
組織の採取(生検)は、経鼻、経口ともに実施できます。
鎮静剤を使用した検査は行っておりません。ただし、処置が必要な場合は適宜使用します。
検査中は介助者がついて、必要時声かけや、背中をさする(タッチング)などいたします。

 
胃・十二指腸検査の処置の一例

胃潰瘍からの出血に対する止血術
胃潰瘍の出血

胃潰瘍の出血

凝固にて止血

凝固にて止血

異物除去
薬のシート

薬のシート

ぶりの骨

ぶりの骨

アニサキス

アニサキス

ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)関連内視鏡

主に下記疾患などに対し行う検査です。 具体的には、眠っている間に口からERCP専門の内視鏡を挿入し、ファーター乳頭部からカテーテルを挿入し胆管や膵管を調べたり、治療したりする手技です。
最近では、診断と供に治療目的に行うことが多い手技で、専門性は高く、合併症も通常の内視鏡より多いため、専門医が行う検査です。
膵臓、胆管疾患で最も多いのは胆石やそれに関連する病気です。胆嚢の結石をはじめ胆管の結石、またそれらがつまることにより炎症を引き起こす急性胆嚢炎、急性胆管炎、胆石性膵炎などは、急な腹痛や発熱が出現し、緊急に治療を要することがあります。
また、胆石など良性の病気以外に、胆道癌、膵臓癌など非常に怖い病気などが隠れていることがあります。これらの病気の治療には、正確な診断でかつ早期発見、早期治療が不可欠です。
そのためにこの手技は非常に重要となります。
当院では正確な診断とともに迅速で確実な治療を目指し取り組んでいます。

 
適応疾患

胆道疾患
  1. 良性疾患:
    胆嚢結石、胆管結石、胆嚢ポリープ、閉塞生黄疸、急性胆嚢炎、急性胆管炎、膵胆管合流異常症、黄疸、ファーター乳頭部異常 胆管異常 など
  2. 悪性腫瘍:
    胆管癌、胆嚢癌、肝内胆管癌、ファーター乳頭部癌、転移性癌浸潤 など
膵疾患
  1. 良性疾患:
    膵嚢胞性疾患(IPMN, MCN、SCNなど)慢性膵炎、膵石症、膵胆管合流異常症、膵良性腫瘍 自己免疫性膵炎 など
  2. 悪性腫瘍:
    膵臓癌、膵内分泌腫瘍、膵嚢胞性悪性疾患、転移性膵癌 など
十二指腸疾患

 十二指腸腫瘍、十二指腸癌 など

 
検査治療内容

胆管膵管造影

胆管や膵管の形態や走行確認し、先天的な奇形の有無の診断、胆汁や膵液の採取し細菌培養(感染原因の細菌の同定)や細胞診(がん細胞がいるかどうか)を調べることができます。またそこから様々な治療に展開することができます。

ステント:胆管、膵管、消化管

閉塞性黄疸や急性胆管炎、また消化管閉塞などに対し非常に有効な方法です。プラスチック製のものや金属製のものをERCP関連手技としてアプローチし、胆管や膵管内、消化管内(十二指腸など)に挿入留置します。
ステントは時間が経つとつまる傾向にあるため、根本的治療もしくは定期的交換や追加ステントが必要となります。

EUS : 超音波内視鏡

超音波が内視鏡の先端についた特殊な内視鏡検査です。
膵臓や胆嚢の微細な病変を診断するのに非常に有効です。
特に膵臓の嚢胞性疾患(膵管内乳頭粘液性腫瘍 Intraductal Papillary Mucinous Neoplasm : IPMN)の評価、膵臓腫瘍の正確な診断のため生検(針を刺して組織を採取し調べる)など行います。
また、胆嚢内の微細な病変も詳細に診断可能です。

胆管結石治療
胆管結石治療
内視鏡的胆管結石採石
内視鏡的胆管結石採石
胆管ステント
胆管ステント

大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査は、腸の中に空気を入れて膨らませ、観察や治療をします。当院では炭酸ガスを用いて検査をしておりますので、ガスが吸収されやすく、おなかの張りが比較的早く解消されます。空気を使用するより検査が楽になります。
小さいポリープであれば3個までなら日帰りで切除しております。10㎜を超えるポリープ、小さいポリープも一度に4個以上切除する場合は入院の上切除いたします。また、抗凝固薬・抗血小板薬を服用している場合などは、小さいポリープでも当日切除できないこともあります。《注意》抗凝固薬・抗血小板薬などは処方医の指示がなければ中止できません。自己判断で中止はしないでください。

大腸ポリープ切除術
大腸ポリープ

大腸ポリープ

浮かせます

浮かせます

切除

切除

クリップ

クリップ

大腸がん
大腸がん

ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)

食道や胃、大腸の壁は粘膜層、粘膜筋板、粘膜下層、筋層、漿膜下層という5つの層からできています。 がんは最も内側の層である粘膜層から発生するため、早期がんの中でもさらに早期の病変に対して、胃カメラや大腸カメラを使ってお腹を切らずに消化管の中から粘膜病変を切開・剥離し、病変を一括切除する方法です。
ESD適応の原則として「リンパ節転移の可能性がほとんどなく、一括切除できる大きさと部位にあること」とガイドラインに記載されています。ESDは高度な技術を必要とされている為専門医が治療を行っておりますが、出血や穿孔の偶発症例が起こることもある為、外科と連携をとりながら細心の注意をはらい治療にあたっております。

 
適応疾患

胃病変

早期胃癌

食道病変

早期食道癌

大腸病変

早期大腸癌(粘膜癌と粘膜下層への微小浸潤癌)、または早期大腸癌が疑われる病変

ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)
胆ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)
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