放射線科について
概要
一般撮影
X線を用いて体の中の様子を調べることができる検査です。病変や骨折などを診断しやすくするため、いろいろな体位、方向から撮影します。
CT検査
全身あらゆる部位を高速かつ高精細に撮影し、一般撮影ではっきりとわからない形や大きさや周囲との接し方がよくわかり、病気を予測しやすくなります。また、ワークステーションにて任意方向から観察ができ、3D画像を作成し立体的な画像が得られます。
この検査ではこんな病気がみつかります
脳出血、くも膜下出血、肺がん、肺結核、気管支拡張症、胸水、気胸、動脈瘤、心臓疾患などの病変、腹部腫瘍(肝がん、膵がんなど)、尿管結石、骨折など
MRI検査
MRIとは、放射線を使用せずに大きな磁石とラジオなどで使用される電波を用いて画像を作成する方法です。CTと比べて放射線を全く使用しない特徴や、任意の断面が得られるなどの利点があります。
この検査ではこんな病気がみつかります
脳梗塞、動脈瘤、動静脈奇形、脳腫瘍、認知症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎腫瘍、骨肉腫、骨腫瘍、骨壊死、靭帯断裂、骨挫傷、腹部腫瘍(肝がん、胆嚢がん、胆管がん、膵がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がん)など
透視検査
胃や大腸のがんや潰瘍を見つけるためのバリウム検査や、内視鏡装置を併用した胆道や膵管を造影する内視鏡的逆行性胆道膵管造影も行っており、膵・胆道疾患の診断や総胆管結石の治療をします。
乳房撮影
乳房を圧迫して乳腺内に隠れている病変を撮影します。女性技師が検査を担当し、検診マンモグラフィ読影認定医師が画像をチェックします。
骨塩定量測定
骨折しやすい部分の骨塩量を測定することができ、骨粗鬆症の予防や早期発見への役割を果たしています。
特色
地域に密着した医療の実践、地域社会とのつながりを大切にします
当院の理念に則り、良質な医療と被ばく低減を考慮した安全な検査とともに、病気の診断に欠かすことのできない放射線検査画像を、放射線診断専門医が画像診断し、他施設からの検査依頼にも正確かつ迅速に対応ができる体制を整えています。
2014年に、千葉県で3施設目である「医療被ばく低減施設認定」を取得(全国で128施設)しました。2020年の医療法改定により被ばく管理は病院の義務となり、放射線診療による被ばく線量の管理及び記録が必要になりました。当院ではいち早く実施し、放射線管理士や被ばく相談員による被ばくの相談も実施しております。
医師紹介
放射線科
専門医及び所属学会 | 日本医学放射線学会放射線診断専門医・指導医 検診マンモグラフィ読影医 |
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放射線科
専門医及び所属学会 | 日本医学放射線学会放射線診断専門医・指導医 検診マンモグラフィ読影医 |
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放射線科
専門医及び所属学会 | 日本医学放射線学会放射線診断専門医・指導医 日本核医学会・核医学専門医 PET核医学認定医 第1種放射線取扱主任者 |
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放射線科医常勤 | 3名 |
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非常勤 | 3名 |
診療放射線技師 | 23名(男性13名 女性10名) |
施設認定
施設認定 | 放射線科専門医修練機関認定施設 マンモグラフィ検診施設画像認定取得 医療被ばく低減施設認定取得 |
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