糖尿病内科について
初期の糖尿病では自覚症状がなく、治療しないで放置していても、患者様の生活にとくに支障をきたすことはありません。しかし糖尿病を治療せずに放置していると、のちに糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症などの糖尿病特有の合併症が現れます。
これらの合併症が出現すると、生活が大きく制限されることや生活に支障を来すことがあります。さらに狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、下肢動脈硬化性疾患などの動脈硬化性疾患も糖尿病を持たない方に比較して高頻度に発症します。
一方、発症初期から適切な治療を行えば、合併症に悩まされることはありません。従って、糖尿病診療の目標はただ単に血糖値を下げることではなく、合併症の発症・進展を抑制して糖尿病患者様にいつまでも健康な方と変わらない生活を営んでいただくことにあります。医療スタッフと患者様が一緒になって糖尿病とお付き合いできるよう、支援していきます。
以下のような症状を中心に診療・治療を行います
体重減少、口渇、多飲、多尿の自覚症状がある場合・高血糖が疑われ、糖尿病の精査加療が必要です。自覚症状はなくとも、健康診断で血糖値、HbA1c値が異常高値であった場合、糖尿病の精査が必要です。糖尿病で他院にて加療中であってもHbA1c8%以上と高値で血糖コントロールが不良な場合は、当科でコントロール不良の原因について精査可能です(他院より紹介状の持参が必要で、精査加療後は前医に通院再開をお願いしております)
主な対象疾患
医師紹介
糖尿病内科の外来担当医表・休診代診を見る渡辺 英綱
糖尿病内科
専門医及び所属学会 | 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医 日本糖尿病学会 糖尿病専門医 日本腎臓学会 腎臓専門医 日本医師会 認定産業医 |
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専門領域 | 糖尿病・内科一般 |