骨密度検査
骨密度とは、骨の中に含まれるミネラル量のことであり、骨のミネラルとは主にカルシウムのことです。カルシウムが少なくなると、骨がもろくなり、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という病気になり、骨折しやすくなります。
現在、高齢化の進む日本では増加傾向にあり、総人口の10%の約1300万人が骨粗鬆症と言われています。若い時(20~44歳)の平均骨量(YAM:若年成人平均値)の80%以上を正常、70%以上80%未満を骨量減少、70%未満を骨粗鬆症と診断します。
当院では、測定値の正確さと再現性の良さを特徴としたDEXA法と呼ばれる測定方法を使用した、HOLOGIC社製 Horizonを導入しています。
痛みを伴わず、約5~10分程度の短時間で安全に検査をする事が出来ます。
検査時の注意事項
- 骨密度検査を行う際に、撮影部位にある金属類、湿布等は検査の妨げとなる為、外してください。
- 検査着に着替えていただく場合があります。
- 妊娠中または妊娠の可能性のある方は、必ず検査前に医師・担当技師にお知らせください。
- 撮影部位に体内金属がある場合は、担当医・担当技師にお知らせください。
- バリウム検査、造影検査、核医学検査を行った後は骨密度検査を行えない場合があります。
- インスリンポンプ・グルコース測定器はX線の影響を受ける可能性があります。
(外せば検査可能であるため外して良いか事前にご確認ください)