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〒275-0026 千葉県習志野市谷津 1-9-17
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透析センター

透析センターリニューアル

2024年3月4日より、透析センターがリニューアルされました。透析センターは45床のベッドがあり、広いワンフロアで透析治療を行っております。透析治療の時間は4~5時間と長く、その間患者様のプライバシーを重視し、快適に過ごしていただけるようなレイアウト作りに苦心しました。
木目調の棚を設置し、ベッド間は仕切りがあり、ゆったりと過ごすことのできる環境となっております。そして、各ベッドにはテレビが備えてあり、インターネットも利用できます。
また、透析機器は最新のものに入れ替えました。透析の効率や安全性が向上し、患者様の負担を軽減できます。

透析センターでは、患者様の健康と幸せを第一に考え、安全で質の高い透析医療を提供することを目指しています。今後とも透析センターをよろしくお願いいたします。

透析センターリニューアル

概要

当院の透析センターの病床数は45床で、診療時間帯は午前と午後の2クールで行っております。
透析の導入や入院透析、外来維持透析、アフェレーシスなど、患者様のニーズに合わせて多種多様な治療を行っております。
医師・看護師・臨床工学技士・看護助手・クラークが連携し、一人一人が専門職として誇りを持って業務に携わっています。患者様が安心して透析治療が行えるよう、笑顔と温かい心で知識と技術を提供します。

 
治療内容

  • 血液透析
  • 血液ろ過透析(オンラインHDF)
  • 持続的血液ろ過透析
  • 血液吸着療法(顆粒球除去)
  • 腹水ろ過濃縮再静注療法 など

 
透析診療時間

透析診療時間
午前8:30~
午後13:40~

状況によりご希望にそえない場合がございます。
施設見学や臨時透析のご依頼など、お気軽に透析センターまでお問い合わせください。

特色

フットケア
フットケア

下肢抹消動脈疾患の早期発見のため、フットケアチームを中心にリスクに応じて月1回以上行っています。

	超音波エコーガイド下穿刺
超音波エコーガイド下穿刺

超音波画像をリアルタイムに観察しながら針を刺す(穿刺)手技のことで、患者様の負担軽減に努めています。

バスキュラーアクセス管理
バスキュラーアクセス管理

血管外科との連携により、バスキュラーアクセス(シャントや動脈表在化など)の作成術や血管のトラブル発生時などによるフォローアップを実施しています。

安全と信頼に基づき、笑顔と温かい心で知識と技術を提供します。

無料送迎サービス
無料送迎サービス

ご自宅と病院間の無料送迎サービスを行っております。
送迎可能範囲は津田沼中央総合病院から習志野市内3㎞圏内となります。船橋市などその他の方はご相談ください。

 
入院透析について

外科や整形外科などの病気やケガで入院が必要となった場合、入院中の透析をお受けいたします。各診療科にご相談ください。

 
臨床工学科からのコメント

臨床工学科は血液浄化業務と医療機器保守管理業務を行っています。血液浄化業務は透析業務全般を、保守管理業務は院内にある医療機器の点検・管理・運用を行っています。医療の安全を担保し、患者様が安心できる環境づくりに努めています。

上尾中央医科グループ臨床工学部門ホームページ

透析Q&A

成人の腎臓は長さ約10~12㎝、幅約5~6㎝、重さ約100~120gのそら豆に似た形状をしています。
腎臓は横隔膜の下の腰の高さの背中側に左右一対存在しています。
腎臓で尿が生成されています。

腎臓の機能は大きくわけて3つあります。

  1. 老廃物の排泄…老廃物を尿として排泄します。
  2. 水分や電解質の調整
    • 尿量を調節して、体内の水分量を調節します。
    • ナトリウム、カリウム、リンなどの排泄や再吸収により電解質バランスの調整をします。
    • 血液中のpHの調節をします。
  3. ホルモンの分泌と調節
    • エリスロポエチンを分泌し、赤血球の産生を促進させます。
    • ビタミンDを活性型ビタミンDに変換します。
    • 血圧低下に伴い腎血流量が減少すると、レニンが分泌され昇圧メカニズムが発動します。

慢性腎不全早期の段階から慢性腎不全までを一括して慢性腎臓病(CKD)といいます。
患者数は生活習慣病の増加に伴い年々増加傾向にあります。

  1. 尿検査、画像・病理診断や身体所見において、腎障害が明らかである。
  2. 糸球体濾過量(GFR)が60ml/分/1.73㎡未満である。

以上のいずれか、または両方が3か月以上持続していることがCKDの定義となります。

腎機能が正常時の30%以下の状態で、高血圧、糖尿病、免疫系の異常、腎毒性のある薬物の投与等が主な原因です。

  • 急性腎不全…数時間から数日の間に進行する腎不全で、脱水、薬剤、尿路閉塞などが主な原因です。治療により回復する可能性があります。
  • 慢性腎不全…数か月から数年の間に進行する腎不全で、糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎、腎硬化症などが主な原因です。無症状のまま緩徐に腎機能が悪化し、失われた機能は回復する見込みはありません。腎代替療法が必要となります。
    末期腎不全の症状として、下腿浮腫や嘔気・頭重感(尿毒症症状)や息苦しさ(心不全症状)などがあります。
  1. 血液透析…透析患者の血液を体外に取り出しダイアライザーを介して、体内に蓄積した老廃物の除去、体液量の調節、電解質のバランスの調節を行う治療法です。
    1回の治療に3~4時間程度、週3回透析治療を受けます。
  2. 腹膜透析…透析患者の腹膜を透析膜として使用する治療法です。腹腔内カテーテル留置術を施行して、そこから透析液の注液と排液を行います。血液透析に比べて1回あたりの透析効率は低いです。
  3. 腎移植…生体腎移植と献腎移植があります。

外径約5㎝のプラsチック製の円筒型をしています。その中に中空状の極細繊維(中空糸)が約1万本束ねられています。中空糸の内径は約200μm、膜厚は10~50μm、長さは160~300㎜で中空糸の内側に患者の血液、外側に透析液を流し、体内の老廃物や水分を除去します。

血液透析は体から一分間に約200mlの血液を抜き出し、体に溜まった老廃物や水分を除去して戻す治療です。そのため血液を抜き出し、戻す出入口が必要となります。
その出入口のことをバスキュラーアクセスといいます。
バスキュラーアクセスには内シャント(自己静脈・人工血管)、動脈表在化、透析用カテーテルなどがあります。透析患者様にはなくてはならないものです。
一般的には内シャントを作製します。

患者様ご自身の動脈と静脈を皮膚の下で吻合して作製します。動脈から静脈に動脈の圧力で血液が流れ込み、静脈が発達して太くなります。たくさんの血液が流れるようになり、この血管に2本の針を刺して、1本は透析に必要な血流量を取り出し、もう1本に血液を返していきます。

透析治療の医療費は、血液透析の場合は1か月約40万円、腹膜透析の場合は約70万円です。高額な医療費の負担が軽減されるように、公的助成制度が確立しています。必要な手続きをすることで次の制度が利用できます。

  • 医療保険高額療養費制度
  • 自立支援医療(更生医療・育成医療)
  • 地方自治体の障碍者医療費助成制度
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