腎臓内科について
腎臓病は軽度の尿異常が出現し、知らないあいだに進行して末期腎不全に陥ってしまうことがあります。いまや、8人に1人が慢性腎臓病に罹患している状況で国民病とも言えます。
当内科では、軽度の尿異常から早期にかかわり必要に応じて高次医療機関と連携して的確な診断、治療をおこなっています。
残念ながら、あらゆる治療法に完解しない腎疾患もあるのが現実です。当院では、末期腎不全となった場合、保存期腎不全治療、シャント作成、透析導入に至るまで院内で完結する体制を整えており、透析導入後もQOLが高い生活が送れるよう努力しております。
当院では、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎などに必要な腎生検は行っていませんが、必要な方は連携のある施行病院へ紹介いたしますのでご安心ください。
また、専門外来ではございませんが、月曜日、火曜日午前に総合内科医師が総合内科として診療を行っていますのでご利用ください。
以下のような症状を中心に診療・治療を行います
健診で尿検査異常を指摘された・尿の色がおかしい・eGFRの低下・高血圧・むくみ・顕微鏡学的血尿・蛋白尿・電解質の異常を指摘されたなど
主な対象疾患
医師紹介
腎臓内科の外来担当医表・休診代診を見る腎臓内科
専門医及び所属学会 | 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医 日本医師会 認定産業医 日本腎臓学会 腎臓専門医 |
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専門領域 | 糖尿病性腎症・慢性腎臓病・その他内科一般 |
腎臓内科
専門医及び所属学会 | 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医 日本透析医学会 透析専門医 日本腎臓学会 腎臓専門医 |
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専門領域 | 慢性腎臓病・腎代替療法・その他内科一般 |
腎臓内科
専門医及び所属学会 | 日本透析医学会 透析専門医 日本腎臓学会 腎臓専門医 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医 |
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専門領域 | 内科・腎臓内科一般 |
血液透析センター紹介
当院では、透析患者様により良い透析療法を提供するため、 透析室全床に最先端のオンラインHDFシステム を導入致しました。(2012年4月から保険適応されました)
オンラインHDFでは普通の透析で取りきれない老廃物の除去、血圧の安定、貧血の改善、食欲の改善などの利点があり、全ての患者様にオンラインHDFをお勧めします。
オンラインHDFとは?
オンラインHDFとは、透析液供給装置より送液される透析液を置換液として使用した血液透析濾過法です。
透析供給装置から送液される透析液を直列に接続したエンドトキシンカットフィルター を通過させて、エンドトキシン・発熱物質などを除去した透析液を使用しております。
外来透析では、主に順天堂大学、東京女子医科大学からの医師が診療にあたっています。
入院透析は、常勤医師2名で診療を行っています。
通常の血液透析に加えて、厳重な管理の基で清浄化された透析液をオンライン希釈液として、10~100リットル程度、血液回路を介して体内に注入し、それと同量の除水を自動的に行い血液透析と濾過を同時に行います。
オンラインHDFは、通常の血液透析では除去困難な物質(透析アミロイドーシスの原因と考えられているβ2マイクログロブリン等)を除去する事で、骨・関節痛、イライラ感、不眠、食欲不振、腎性貧血などの改善が期待されます。
治療実績
透析ベッド数 | 45床 |
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外来透析患者数 | 128名 |
2024年3月末日現在
透析治療ご希望の方は透析センターへご相談ください。
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