在宅復帰率
分子 | 在宅への退院患者数 |
---|---|
分母 | 退院患者数 |
2019年度の在宅復帰率は85.0%、2020年度は83.0%と減少しましたが、施設基準は上回っています。
在宅復帰を目指し、多職種でカンファレンスをして早期より退院支援に取り組んでいます。
集計値
分子 | 分母 | |
---|---|---|
2020年度 | 449 | 541 |
2019年度 | 418 | 492 |
2018年度 | 383 | 506 |
2017年度 | 332 | 412 |
2016年度 | 280 | 354 |
退院時リハビリテーション指導実施率
分子 | 回復期病棟での退院時リハビリテーション指導の実施数 |
---|---|
分母 | 回復期病棟でのリハビリテーション対象の退院患者数 |
患者様の退院に際し、患者様の病状、家屋構造、介護力などを考慮しながら、退院後療養上必要な指導を患者様やご家族へ実施した割合を示します。
入院中に得たADL(日常生活動作)が退院後の生活で衰えたりしないよう、また、退院後の不安を解消する意味でも大変重要な指標です。
当院では積極的に家屋調査や外出同行、退院時指導など実施しておりましたが、件数のカウントが正しく行えていなかったため、低い数字となっていました。
実施した内容を正しく記録・件数のカウントをする取り組みを実施して、2019年度より97%以上で推移しています。
集計値
分子 | 分母 | |
---|---|---|
2020年度 | 529 | 541 |
2019年度 | 478 | 492 |
2018年度 | 460 | 506 |
2017年度 | 378 | 462 |
2016年度 | 265 | 374 |
入院患者の転倒・転落発生率
分子 | 転倒・転落件数 |
---|---|
分母 | 入院延べ患者数 |
この指標は、回復期リハビリテーション病棟入院中における転倒・転落発生の割合を示しています。
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患や整形疾患を主な疾患とし、急性期での加療後も障害が残存した患者様に対し、ADL(日常生活動作)の自立を目標に集中的にリハビリを提供する病棟であることから、他病棟に比べ入院中の活動量が多く、回復の途中段階にあること、また疾患区分により比較的年齢層が高いことから、転倒・転落のリスクは高く、その防止は重要課題と言えます。
尚、単位は千分率(‰:パーミル)を使用しています。
この数年、発生率が増加傾向にあります。
入院・転棟する全ての患者さんに対して、転倒転落のリスクアセスメントを行い、再発や重症化防止の取り組みを進めていき、より低い値を目指していきます。
集計値
分子 | 分母 | |
---|---|---|
2020年度 | 143 | 32,493 |
2019年度 | 135 | 30,778 |
2018年度 | 109 | 29,328 |
2017年度 | 102 | 29,093 |
2016年度 | 85 | 22,771 |
急性期の治療が終了した患者様へ集中的にリハビリテーションを行い、ADL(日常生活動作)の改善による早期退院と在宅復帰を目指すという、回復期リハビリテーション病棟の最大に役割を表す指標です。
また、診療報酬上の施設基準として自宅へ退院する割合が7割以上とされています。