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D:回復期リハビリテーション病棟に関する指標

回復期病棟における在宅復帰率

分子 在宅への退院患者数
分母 退院患者数

この指標は、回復期リハビリテーション病棟の役割である「入院患者さんを在宅生活へ戻す」という機能を、どの程度果たしているかを示す代表的な指標です。多職種により退院支援や在宅移行に向けた取り組みを評価するものです。
さらに、診療報酬上では在宅復帰率に基準が設けられており、基準を満たすことが施設基準の維持や加算算定の要件でもあります。

施設基準は上回っていますが、2023年度より3.1ポイント減少しました。高齢化・家庭の事情により、在宅への退院が困難になってきていると考えられます。早期から患者・家族と相談しながら多職種で退院支援を継続していきます。

集計値
分子 分母
2024年度 446 506
2023年度 506 555
2022年度 449 502
2021年度 479 529
2020年度 449 541

退院時リハビリテーション指導実施率

分子 回復期病棟での退院時リハビリテーション指導の実施数
分母 回復期病棟でのリハビリテーション対象の退院患者数

患者さんの退院に際し、患者さんの病状、家屋構造、介護力などを考慮しながら、退院後療養上必要な指導を患者さんやご家族へ実施した割合を示します。
入院中に得たADL(日常生活動作)が退院後の生活で衰えたりしないよう、また、退院後の不安を解消する意味でも大変重要な指標です。

2023年度以降は分母を正しく、転院・転棟患者を除外したことで改善しています。(2021,2022年度は転院・転棟患者を分母に含んでしまっていたため低下傾向となっていました)
今後も、退院後に不安なく在宅復帰・社会復帰できるように、退院時の注意点や自主トレーニングの指導など行っていきます。

集計値
分子 分母
2024年度 568 568
2023年度 620 626
2022年度 573 599
2021年度 587 613
2020年度 529 541

回復期病棟における入院患者の転倒転落発生率

分子 転倒・転落件数
分母 入院延べ患者数

この指標は、回復期リハビリテーション病棟入院中における転倒・転落発生の割合を示しています。
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患や整形疾患を主な疾患とし、急性期での加療後も障害が残存した患者さんに対し、ADL(日常生活動作)の自立を目標に集中的にリハビリを提供する病棟であることから、他病棟に比べ入院中の活動量が多く、回復の途中段階にあること、また疾患区分により比較的年齢層が高いことから、転倒・転落のリスクは高く、その防止は重要課題と言えます。
尚、単位は千分率(‰:パーミル)を使用しています。

回復期病棟での転倒・転落発生率は4.18‰であり、前年の4.03‰と比較して0.15ポイント増加しました。発生件数の内訳としては、80歳以上の高齢者が全体の80%を占めており、特に夜間のトイレ移動時の転倒が多くみられました。入院患者の高齢化が進み、転倒転落リスクの高い患者が年々増加しています。2025年度より転倒チームで巡視を行い、多職種で環境要因や動作習慣への対策を見直していきます

集計値
分子 分母
2024年度 128 30,595
2023年度 140 34,705
2022年度 155 34,325
2021年度 138 35,146
2020年度 143 32,493
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