褥瘡発生率

●指標の説明
褥瘡は、看護ケアの質評価の重要な指標の一つです。褥瘡は、患者のQOL(生活の質)の低下をきたすとともに感染を引き起こすなど、治療が長期に及ぶことによって、結果的に在院日数の長期化や医療費の増大につながります。そのため、褥瘡予防対策は、提供する医療の重要な項目の一つにとらえられています。多職種がチームとなり、褥瘡の予防や早期治癒に向けた取り組みを実施しています。
分 子 |
分 母 |
|
---|---|---|
2017年度 |
82 |
87550 |
2016年度 |
47 |
61472 |
2015年度 |
35 |
60507 |
2014年度 |
29 |
59091 |
2013年度 |
71 |
58738 |
分子:褥瘡の深さがd2以上の院内新規発生患者数 |
分母:入院延べ患者数 |
褥瘡がある状態で入院された患者さんと、入院中に
褥瘡が発生した患者さんは除外しています。
Depth(深さ) |
内容 |
---|---|
d0 |
皮膚損傷・発赤なし |
d1 |
持続する発赤 |
d2 |
真皮までの損傷 |
D3 |
皮下組織までの損傷 |
D4 |
皮下組織を超える損傷 |
D5 |
関節腔、体腔に至る損傷 |
DU |
深さ判定が不能の場合 |