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病診連携室

原発性アルドステロン症(PA)

今一度探しましょう、原発性アルドステロン症(PA)

− PA・内分泌疾患診療体制を整えました −

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PAは副腎性の高血圧疾患で、高血圧患者全体の2−10%に、そして治療抵抗性高血圧患者の20~30%に存在するといわれています。
本症は本態性高血圧よりも心疾患(心肥大・不整脈・狭心症)・脳卒中・腎不全等を発症するリスクが高いことが知られ、特に最近10年で再び注目を集めています。本症の早期診断及び治療は、身体的なリスク軽減だけでなく、医療経済の面からもメリットをもたらすことが昨今報告されています。

本症の1次スクリーニング法
血漿アルドステロン濃度(PAC)と 血漿レニン活性(PRA)の比>200
且つ
血漿アルドステロン濃度(PAC)絶対値>120pg/mL
(注意点 単位:ng/dLの場合、数値はpg/mLの10分の1となります)

※β遮断薬使用時はPRA低下により偽陽性となることに注意。
※利尿剤等使用時はPRA・PAC上昇により偽陰性となる可能性があることに注意。
岩倉 芳倫Dr

を満たす場合を陽性とし、2次検査でホルモン負荷試験や副腎CT検査を行います。
当院外来で検査を行うことが可能となりました。
内科 岩倉医師までご紹介頂きたく存じます。(月・水・木 すべて午前中)

この他、PAを疑うポイント(見逃さないコツ)として、以下のケースがあります。

1.低カリウム(K)血症

3.8mM以下から疑って下さい。
この際、血清ナトリウム(Na)値も重要です。特にARB/ACE阻害薬内服時、血清K値3.8mM以下 且つ 血清Na値139mM以上はPAである可能性が高いです。

2. 副腎腫瘍

10mm前後・内部均一・低吸収域を示す結節がPAの典型像です。

~上記の患者様がいましたら、ぜひ当院へご紹介ください~

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