MMG【マンモグラフィ】
マンモグラフィ
マンモグラフィ検査について
乳房の中の病変は、乳腺と似ていて見つけにくいため、より精細に描出することが重要です。良好な画質を得るためには、常に最新の状態を保たなければなりません。
当院では定期的な点検や毎日精度管理を行っていますが、機器の性質上、年数が経てば経つほど装置の劣化による画質の低下は防ぐことができません。
当院では世界最小(小さければ小さいほど病変を見つけやすくなる)の画質50μmを持つ富士フィルムメディカル社“アミュレット”という直接変換方式フラットパネル装置を導入しました。
最新の画像処理技術を用いることにより病変部(石灰化、腫瘤)をより精細に描出し、更に被ばく線量を最小限にすることができ、検査時間も短縮することが可能となり、受診者のみなさまの負担を軽減することができるようになりました。
安心して検査をお受けください。
※習志野市マンモグラフィ健診について※
検査概要
マンモグラフィ検査は、乳房専用X線撮影装置を用いて乳房を圧迫して撮影する検査です。
乳房を圧迫することで、乳房内を明瞭にでき、またX線被ばくを少なくすることができます。
圧迫するため個人差はありますが、痛みを伴うこともあります。その痛みを軽減し、よりよい検査を行うためには、生理開始2~3日後から1週間の間に検査を受けるのが理想的といえます。もちろん、この期間以外でも検査は可能です。
角度を変えて2方向撮影しますので、右乳房、左乳房で合計4枚撮影します。(必要に応じて枚数が変わる場合もあります。)検査時間は、約10~15分です。
現在、女性のがん羅患率第1位が乳癌です。乳癌の早期発見、早期治療のためにも、是非、マンモグラフィ検査を受けることをお勧めします。
乳がんにかかりやすい人
- 初潮が早い
- 閉経が遅い
- 出産未経験(含む未婚)
- 初産年齢が低い
- 授乳経験がない
- 授乳期間が少ない
- 肥満(標準体重+20%)
- 家族に乳がんの人がいる
- 良性の乳腺疾患の既往
- 子宮体がん、卵巣がんの既往
- 長期間ホルモン補充治療を受けている
- 乳がん(片側)になったことがある
- 多量の飲酒
検査時の注意事項
次のような方は、検査が出来ない場合もありますので、必ず事前にお知らせください
- 豊胸手術をされている方
- 心臓ペースメーカー、心臓除細動器(ICD)を埋め込んでいる方
- 髄液シャントのある方
- 妊娠・妊娠の可能性のある方
- 授乳中の方
- CVポートを埋め込んでいる方
マンモグラフィ検診認定施設について
マンモグラフィ検査は認定施設で!
詳細は、日本乳がん検診精度管理中央機構のホームページに掲載されています。
ママンモグラフィ検査を受けられる方は是非、参考にされてみてはいかがでしょうか?なお、この施設画像認定は取得して、3年間の認定期間が設けられており、取得してから3年後に再審査をすることになります。
マンモグラフィ検診施設画像認定(最高ランク)取得
乳がんの検診や診療を行うためにはマンモグラフィの良い画像を得ることが重要となります。当院では精度の高いマンモグラフィ検診を行うために、認定医師・認定放射線技師が検査・撮影・診断にあたっています。安心して検査をお受け下さい。