部門紹介

専門外来-頭痛外来

頭痛外来の紹介

Image 日本人の4人に1人は頭痛持ちと言われています。しかし一言で「頭痛」と言っても、頭痛には様々な原因があり、痛みの強さや部位などの症状は人それぞれです。また、頭痛は他に原因のない「一次性頭痛」と、他の疾患が原因となる「二次性頭痛」などに分けられます。中には生命が脅かされる頭痛もありそのタイプを鑑別し、それに合った治療を行うことが重要です。
当院の治療の特色として、一般的な「西洋薬」に加えて、東洋医学として「漢方薬」や「鍼治療」もアレンジしつつ治療を行います。また、生活習慣の指導なども適宜行います。
他人から見れば「たかが頭痛でしょ?」と思われても、本人にしてみれば「されど頭痛」。
頭痛でお悩みの方は、是非一度当院の頭痛外来へお越しください。

頭痛のタイプ

(1)一次性頭痛

一次性頭痛とは他に原因のない頭痛で、いわゆる「頭痛持ちの頭痛」です。それだけで生命にかかわることはありませんが、日常生活に支障をきたすこともあります。主なものは「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」などがあります。

① 片頭痛
片頭痛は日常生活に支障をきたす一次性頭痛の代表格であり、日本人の約8.4%が片頭痛持ちといわれています。典型的な片頭痛は、頭の片側が心臓が脈打つように「ズキンズキン」と痛みます。ただし、両側が痛くなることや脈打たないこともあります。
片頭痛は吐き気や光・音などに敏感になるなどの症状も伴うことが多くみられます。
世界保健機構(WHO)の調査では、片頭痛は「仕事や日常生活に支障をきたす疾患」の第19位であり、女性に限定すれば第12位となっています。
また、片頭痛は健康寿命を2~3年縮めるともいわれており、適切な治療を受けることが大切です。

② 緊張型頭痛
緊張型頭痛は一般集団における生涯有病率は30~78%であり、一時性頭痛の中で最も多いと考えられています。
緊張性頭痛は精神的・身体的ストレスによっておこると考えられています。身体的ストレスとは不自然な姿勢、体の冷えなどによる頚から肩にかけての筋肉が緊張し頭痛を起こします。仕事のストレスなどの過度な精神的ストレスは、筋肉の緊張がなくても頭痛を引き起こすことがあります。

③ 群発頭痛
群発頭痛は「目がえぐられるような」「目を針で刺されるような」痛みが特徴的です。頭痛は群発期と呼ばれる時期(数週~数か月)に集中して頭痛が起こりますが、群発期以外は頭痛は治まってしまいます。
群発頭痛はアルコールが引き金になるので群発期には避けることが必要です。タバコも誘因となるので控えましょう。

(2)二次性頭痛

二次性頭痛には「くも膜下出血」や「脳腫瘍」などの生命の危険を伴う頭痛が存在しており、その鑑別はとても重要です。

二次性頭痛が疑われる症状

  1. 突然の頭痛
  2. 今まで経験したことがない頭痛
  3. いつもと様子の異なる頭痛
  4. 頻度と程度が増していく頭痛
  5. 50歳以降に初発の頭痛
  6. 神経脱落症状を有する頭痛
  7. がんや免疫不全の病態を有する患者の頭痛
  8. 精神症状を有する患者の頭痛
  9. 発熱・項部硬直・髄膜刺激症状を有する頭痛
    日本頭痛学会: 慢性頭痛の診療ガイドライン , P6 , I. 頭痛一般 I-2 一次性頭痛と二次性頭痛はどう鑑別するか , 医学書院 , 2006.

担当医師

寺尾 健(てらお たけし)
認定資格・所属学会
医学博士
日本脳神経外科学会 専門医・指導医
日本認知症予防学会 専門医
PNLSインストラクター
日本頭痛学会
日本脳卒中の外科学会

担当医表

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